展示品
湾岸戦争時の米軍伝単
伝単とは、戦争相手国の国民や兵士に対して、降伏を呼びかけたり、戦意を喪失させたりする内容のビラのことで、目に留まりやすいように紙幣大の大きさのものが一般的です。第二次世界大戦のころから盛んになり、現在でも情報戦のひとつとして行われています。
以下のものは1991年の湾岸戦争のときに、米軍がイラク領内でばら撒いたものです。米軍はアフガン戦争のときや、先ほど行われたイラク戦争でもビラをばら撒いています。
  
表はイラクの紙幣。目に留まりやすいため。裏のデザインはこのようになっています。大体の伝単は説明文がほとんどです。
裏のデザインにはわかりやすいイラストもあります。 

   
クウェート解放戦に軍を派遣した国の国旗が並んでいるもの。イラクに対し、これだけの敵がいることを示しているわけです。戦場と家族とどちらがいいか、ということを端的に表したイラスト。ヘタウマなわりに、米軍兵器が精密に描かれているのがこだわりか?

  
ここに爆弾を投下します、という警告ビラ。裏の説明文は微妙に違っているが、表はみな爆弾のイラスト。

ほかにも何種類かあります。お時間がありましたら、骨董の館でご覧ください。