(第71条)人殺并疵付等御仕置之事

                    二日晒一日引廻        一 主殺             鋸挽之上磔                       晒之上  同     一 主人ニ為手負候もの      磔 寛保元年極  一 切かヽり打かヽり候もの    死 罪                       晒之上  同     一 古主を殺候もの        磔                       引廻之上  同     一 同為手負候もの        磔  同     一 切かヽり打かヽり候もの    死 罪                       引廻之上 寛保二年極  一 地主を殺候家○        獄 門  同     一 同殺へき所存ニ而          手疵負せし家○        死 罪                       引廻之上  同     一 元地主を殺候家○       死 罪  同     一 同可殺所存ニて          手疵負せ候家○        遠 嶋 寛保元年極  一 主人之親類を       引廻之上          殺候もの           獄 門                       引廻之上 従前〃之例  一 同為手負候もの        死 罪 寛保元年極  一 同切掛り        兼而巧候事ニ候ハヽ          打掛り候もの         死 罪           但当座之儀候ハヽ遠嶋品ニより重キ追放                       引廻之上 従前〃之例  一 親殺             磔  同     一 同為手負候もの并          打擲いたし候もの       磔 寛保元年極  一 同切かヽり          打かヽり候もの        死 罪                       引廻之上 寛保六年極  一 舅を殺候もの         獄 門 従前〃之例  一 伯父          伯母          兄              獄 門  同     一 同為手負候もの        死 罪 寛保二年極  一 非分も無之実子      短慮ニ而与風殺候ハヽ          養子を殺候親         遠 嶋           但親方之もの利得を以殺候ハヽ死罪  同     一 弟妹甥姪を          殺候もの           遠 嶋           但右同断 従前〃之例  一 師匠を殺候もの        磔  同     一 同為手負候もの        死 罪 寛保二年極  一 支配を請候        引廻之上          名主を殺候もの        獄 門           但可殺所存ニ而手疵為負候者死罪  同     一 毒飼いたし          人を殺候もの         獄 門           但毒飼いたし候へ共不死ニ於てハ遠嶋 従前〃之例  一 人を殺候もの         下手人 寛保二年極  一 人殺之手引          いたし候もの         遠 嶋           但殺候当人致欠落不出ニおゐてハ           下手人 元文五年極  一 差図いたし人を          殺させ候もの         下手人  同     一 差図を請人を殺候もの     遠 嶋 寛保二年極  一 自分之悪事可顕を厭ひ          其人を可致殺害として          疵付或は詮議したる人に          遺恨を含み手疵負せ候もの   死 罪 従前〃之例  一 大勢にて人を打殺候時          初○○ニ打遂候もの      下手人  同     一 人殺ニ手伝いたし候者     遠 嶋  同     一 同手伝ハ不致候得共          荷担いたし候もの       中追放  同     一 初手より不法之儀を仕掛          無是非及刃傷人を殺候者    遠 嶋                       引廻之上 寛保元年極  一 辻切いたし候もの       死 罪  同     一 渡船無不況溺死有之ハ          其船之水主          遠 嶋 享保三年極  一 車を引掛人を殺候時          殺候方を引候もの       死 罪   享保十三年   寛保三年極   但人に不当方を引候ものハ遠嶋車之荷ニ           重キ過料車引之家主は過料 享保十七年極 一 同怪我致させ候もの      遠 嶋   寛保元年極   但人に不当方を引候ものハ中追放車の荷に           重キ過料車引之家主は過料 寛保元年極  一 牛馬を牽掛          人を殺候もの         死 罪  同     一 同怪我致させ候もの      中追放  同     一 口論之上人に疵付          片輪ニいたし候もの      中追放           但渡世も難成程之片輪ニ致候ハヽ遠嶋 従前〃之例  一 離別之妻ニ        入墨之上          疵付候もの          遠国非人手下         追加 寛保三年極  一 同宿躰之僧人を殺或は疵付候科俗人ニ替無之          但寺持一等重く可相伺          相手理不尽之仕形ニ而下手人不成御仕置之事 享保二十年極 一 初手理不尽之       相手方親類名主等被殺候ハヽ          仕形ニ而不得己事     平日不法者ニ而由分無之          切殺候ニおゐてハ     下手人兼申出無紛候ハヽ                         中追放           但武士方奉公人は主人より願無之候ハヽ           差免申間敷事

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