史料リスト・史料集、古文書集−テーマ別−

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史料名著編者成立年代/略説明刊行本史料所蔵機関
寧楽遺文竹内理三編ならいぶん。上下2巻。奈良時代の史料をまとめた史料集。政治・宗教・経済・文学の4編16目で構成。1943、44年に東京堂より刊行。
南行雑録水戸藩が「大日本史」を編纂するために収集した史料集。主に近畿地方の史料をまとめてある。東京大学史料編纂所に書写本5冊
南狩遺文山中信古編1870年/南朝の顕彰を目的に集めまとめた古文書集。紀伊国の史料が中心。本編5冊、付録1冊
日本外交文書外務省が幕末以降の近代外交の歴史を、テーマ別に編年で史料編纂した史料集。1933年12月に外務省調査部第1課が編纂を開始し、「大日本外交文書」として刊行した。戦後は「日本外交文書」と改題して外務省外交史料館で続行し、明治期分87巻、大正期分57巻は編年とテーマ別でまとめられ、すべて完結。昭和期は中国部と欧米部にわけてある。外務省
日本科学古典全書三枝博音、鳥居博郎1942〜1949年(昭和24)/明治以前の科学、技術に関する史料をまとめた集成。科学思想、諸学問、産業技術の3部でまとめる構想で行われた。戦時中の精神論横行の中で科学技術の重要性を説いた書物。朝日新聞社刊。
日本金融史資料土屋喬雄監修1955〜1974年/明治以降に金融に関する史料をまとめた一級の史料集成。明治大正編25巻、目次総覧(明治大正分)、昭和編35巻で構成。1942年に第一銀行創立70年記年で計画された後、明治大正金融史資料編纂所、日本銀行が編纂刊行を行った。
日本経済大典滝本誠一編1930年(昭和5)/平安から明治前期までの経済を中心にそれに関わる政治、法律を含めた文献史料集。経済関係を取り上げた自著「日本経済叢書」を校訂した物で、全54冊。
日本財政経済史料大蔵省記録局1886年/1590〜1868年までの旧幕府関係の経済法令史料を部類別に細かくわけた内容で、出展も記してある。史料集「旧幕府理財会要原書」を補訂した物で、大蔵省記録局理財会要取調掛が編纂を担当した。刊行されたのは1922年からで原本は関東大震災で焼失。また「旧幕府理財会要原書」を簡略化したのが、「徳川理財会要」
日本史籍協会叢書日本史籍協会1935年(昭和10)/明治維新に関する史料をまとめた史料集で、全187冊。公家から志士に至るまで、日記や各家文書を収録している。現在は東京大学出版会が復刻版と「続日本史籍協会叢書」を刊行している。
日本庶民生活史料集成1968〜1984年/江戸から明治初めまでの庶民生活史料集。都市から農村まで、風俗や年中行事、逸話、事件、災害、宗教、芸能、自然など多彩な分野で史料461編を収録。基本的に史料を全文翻刻している。全30巻。『日本庶民生活史料集成』三一書房刊。
日本林制史資料農商務省1930年〜1934年/江戸時代までの林制史料集。明治時代に内務省が始めた事業で、農商務省が受け継いだもの。全国の林制関係史料を採集し、まとめていたが、関東大震災で焼滅。そこで大々的に再調査を行い、集めた謄写史料を大きく3編にわけ、全30冊で刊行したのがこの書物である。刊行は農林省山林局。
徳川理財会要大蔵省編纂の徳川幕府財政関係法令集。1878年(明治11)に理財会要取調掛が設置。80年に「旧幕府理財会要原書」74冊としてまとめられた。その後補訂を加えた「日本財政経済史料」11巻にまとめられ、さらに83年「徳川理財会要」に書きあらためられた。1917年(大正6)、「日本経済叢書35・36」として刊行、さらに「日本経済大典」53・54に収録される。「徳川理財会要」としてまとめられた時に原文をわかりやすく直しているため、原典史料とは言い難い。
徳川礼典録伊達宗城・松平春嶽・池田茂政ら江戸幕府の儀礼・制規関係の史料集。1878年(明治11)に岩倉具視が発案、明治天皇の内命により、伊達宗城・松平春嶽・池田茂政が担当し、旧幕臣らが編纂業務に当たった。81年完成。原本は和本39冊・付図2帙。1942年(昭和17)に尾張徳川黎明会から3冊1帙で刊行、82年に原書房から再刊。『徳川礼典録』
徳川禁令考法制史学会編明治時代の司法省が編纂した江戸時代の法制史料集。大木喬任が命じ、菊地駿助が担当、その死後は司法大臣官房庶務課が編纂事業を受け継ぎ、1878年(明治11)から95年にかけて出版。前聚6冊、後聚4冊。収録したものの中には、その後原本が焼失したものもあり、江戸時代の基礎史料といえる。『徳川禁令考』
唐船持渡書中国との長崎貿易で作成された。一次史料:齎来書目、大意書、書籍元帳、直組帳、落札帳。二次史料:商舶載来書目
異国叢書16C〜19Cにかけて来日した外国人の日本に関する見聞記や研究書を訳注して収録した史料集。13冊。1927年〜31年に聚芳閣・駿南社から刊行、66年に雄松堂から復刻。『異国叢書』

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